キャットフードの味(チキン)

チキンはキャットフードに最も多く使われるタンパク源の一つです。
牛肉や豚肉に比べ脂肪分が少なく、良質な動物性タンパク質と脂質を含んでいます。
人にとっても筋肉づくりに最も適した高タンパク低脂肪の食材としても使われることが多いため、安価で入手しやすい原材料です。
また、元々肉食で、自然の中ではネズミなどの小動物をとらえて食べていたのですから、チキンを食べることは一番自然な食性に近いものといえます。

チキンには身体づくりの基礎となり、活動のエネルギー源ともなる良質なたんぱく質に加え、ビタミンやミネラル、必須アミノ酸が豊富に含まれています。
ミネラルの必須微量元素のセレンも含まれており、ビタミンEと同じように抗酸化作用があります。
動脈硬化の原因となる過酸化脂質を分解し、老化防止効果があります。
また、免疫力を高め、がんの抑制効果が期待されている成分です。
さらに、発育や生殖不全に対してはビタミンEよりも効果が高く、精子の活発な運動を維持しています。
それ以外にも、体内に侵入した有害物質の毒性を消したり、疾病の予防や治療に大きな働きをしています。

食物アレルギーは、キャットフードに含まれるタンパク質が原因といわれます。
2015年のBMC獣医学研究のアレルゲン調査報告によると、牛肉18%、魚17%、チキン5%となっています。
タウリンを多く含み健康にいいとされる魚よりもアレルギーの原因となる可能性はかなり低くなっています。
調査の対象になった猫の数が78匹と少ないために完全なものとは言えませんが、チキンを使用したキャットフードは常食に適しているということです。
すでに一般のキャットフードから高額なプレミアムフードまで、多くのフードのタンパク源として使かわれています。

ただし、チキンはチキンでも、チキンミールやチキン副産物とある場合は、肉以外の部分も含まれており、消化できずに残る粗タンパク質もありますので、食物アレルギーが心配な場合は、避けた方がいいでしょう。
このキャットフードに含まれている〇〇ミールや〇〇副産物について詳しくはこちらのサイトで解説されていますのでご覧ください。
猫の好みもありますが、チキンメインのキャットフードは、猫の身体づくりには優れた食材ですから、他のフードとも組み合わせて上手に取り入れていきたいキャットフードです。